新宿へ画材を買いに行った日
青年(日本人ではない)に声を掛けられた。
留学生だという彼はコロナで仕事をするのが難しく、学費や生活費が苦しいので、作ったチョコレートを買ってほしいのだと言う。
なんの勉強をしているの?と尋ねるとホテルのサービス、マネジメントとのこと。
「今は大変だけど、きっと頑張ります」と、とても良い笑顔で話していた。
「この状況が過ぎたら、きっと忙しくなるだろうから頑張ってね」などど話つつ、少し余分にお支払いをした。
心から、彼を応援する気持ちだった。(私も頑張ろう…!と思ったりした)
ふと、「あれ、食べ物売るのって許可がいるよね?食品衛生法とかあるしね」と思ってスマートフォンでちょっと調べたら、やっぱり、色々良くない事のようだ。
なんだか、色々難しい気持ちになってしまったけれど、まあ、あのお金と気持ちが彼の何かの役に立っているといいな。と思う。
原材料表示のところに「新鮮な牛乳」と記載があるのが良い。
そしてチョコレートの入っている袋には「THERE IS ALWAYS LIGHT BEHIND THE CLOUDS」の文字が入っているの、いいじゃない?
後日上記の出来事を母に伝えたら「…そのままのあなたでいてください。」との生あたたかいコメントを貰った。なんだかモヤっとするんだが?
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