
都内某マンションのラウンジに作品を設置させていただけることになった。
ファミリー層も多いので、「ふれあい」や「絆」など温かみのあるテーマで制作してほしいとのご依頼であった。
私は、少々アクロバティックな戯れをモチーフにいくつかの作品案を提出し、「タカイタカイ」が採用となった。
「ファミリー」「ふれあい」と聞いてアクロバティックなイメージが湧いたのは自身の幼児体験からであろうことは間違いない。父の戯れはいつもアクロバティックであった。私にとって「高い高い」は恐怖体験でしかない。
よく無事に大人になれたものだと時々思う。
そういえば、大学時代にも父のアクロバティックな戯れをモチーフに作品を作ったことがあった。恐怖体験も役に立つものだ。
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